一般的なドライヤーの寿命は3〜5年程度です。使用頻度や手入れ状況によって変わりますが、毎日使用する場合は3年程度、週数回の使用なら5年以上持つこともあります。風量の低下や異音が出始めたら買い替えを検討しましょう。

マイナスイオンは空気中の粒子をマイナスに帯電させて静電気を抑制します。ナノイーはパナソニック独自技術で、水に包まれた微細なイオンが髪の内部まで浸透し、より高い保湿効果が期待できます。効果の持続性もナノイーの方が優れています。

必ずしも強いほど良いわけではありません。太い髪・多毛の方は2.0m³/分以上の大風量が効果的ですが、細い髪・薄毛の方は1.2〜1.5m³/分程度の適度な風量の方が扱いやすく、髪への負担も少なくなります。髪質に合わせて選ぶことが重要です。

主な違いは風量、温度制御機能、ケア機能、耐久性です。高価格帯のドライヤーは風量が大きく乾燥時間が短縮でき、インテリジェント温度制御で熱ダメージを防ぎます。また、ナノイーやプラズマクラスターなどのケア機能で髪質改善効果も期待できます。毎日使用するなら投資価値は十分にあります。

消費電力1200Wのドライヤーを1日10分使用した場合、電気代は月額約300円程度です（電気料金27円/kWhで計算）。高風量ドライヤーは消費電力が大きめですが、乾燥時間が短くなるため、トータルの電気代はそれほど変わりません。

海外対応モデルを選ぶ必要があります。電圧100-240V対応の製品なら世界各国で使用可能です。ただし、プラグ形状が異なる場合は変換アダプタが必要です。ベビリス6604FJなどが海外対応モデルとして人気です。

くせ毛にはナノケア機能搭載のドライヤーがおすすめです。パナソニック ナノケア EH-NA0Jは髪の内部に水分を補給し、うねりを抑制する効果が高く評価されています。また、温冷リズムモードでキューティクルを整え、まとまりやすい髪に導きます。

正しい使い方をすれば髪へのダメージは最小限に抑えられます。15cm以上離す、同じ場所に長時間当てない、ヒートプロテクト剤を使用する、最後は冷風で仕上げる、などを守ることで安全に使用できます。むしろ濡れた髪を長時間放置する方が雑菌繁殖などのリスクが高くなります。

テスコム Nobbyシリーズなど、家庭用コンセント対応の業務用ドライヤーは家庭でも使用可能です。美容院と同じ仕上がりが期待できますが、重量が重く、音が大きい傾向があります。また、連続使用時間が長く設計されているため、家庭用より耐久性に優れています。

用途によって必要性が変わります。ノズルは風を集中させてブローに便利、ディフューザーはカーリーヘアの形を崩さず乾燥できます。基本的な乾燥だけなら不要ですが、スタイリングにこだわる方には有用です。多くの高級機には複数のアタッチメントが付属しています。